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TRPG(テーブルトークTPG)とはすなわち、アナログなRPGの事です。

コンピュータゲームだと、ダメージとかステータスとか、全て自動で演算してくれるじゃない。
そうではなく、自分たちで紙と鉛筆とダイスを使って、会話(ロールプレイ)をしながら進めていくのです。

まず、GM(ゲームマスター)というゲーム進行役が一人。
このGMさんがそのセッション(1つのお話をプレイする事)のシナリオを用意したり、ルールを決めたりする。
コンピュータゲームで言うゲームソフトの役割であります。
臨機応変が超必要。
シナリオから反れそうなのをどうにか修正したり、プレイヤーの質問に答えたりせねばなりませぬ。

そしてプレイヤー複数。
皆で色々と話し合いながらやるので複数が前提でございます。
プレイヤーが足りない場合、GMさんがGMとプレイヤーを掛け持ちすることもあります。

戦闘はそのTRPGによって方法が結構違うので割愛。
もし魔宝をTRPG化するのなら、戦闘は私と某KさんのやってるPBWのエンドブレイカー!のシステムを使おうかと思ったりしております。


これじゃあ分かりにくい!って人のために、私が少し前に行ったセッションの序盤を簡単に記述してみる。
ちなみに私はこれが初TRPGプレイでした。

プレイしたTRPG:ロードス島戦記RPG

参加者
・GMさん(プレイヤーのプリースト♂と掛け持ち)
・俺(シャーマン♀使用)
・Iさん(スカウト♂使用)
・Nさん(ウォリアー♀使用)

================

GM:貴方達はこの国の中央北寄りにある○○村の村長からの依頼で、
  国境近くの◇◇村の村長に届け物を運んでいます。
   ○○村を出発して早△日、やっと◇◇村が見えてきました。

Nさん:ウォリアー「やっと見えてきたぜ!」

俺:シャーマン「おー」

Iさん:…この描写から入るってことは、村に付く前に何かありそうだよな

Nさん:ありそうやね

俺:あるだろこれは…

GM:ないよ

俺NI:えぇ!?

GM:ないよ

Iさん:ただ普通に歩かせたかっただけかよwwwwwww

Nさん:あー…
    ウォリアー「まぁ、さっさと行って報酬貰おうぜ貰おうぜ!」

GM:そして一同は◇◇村へ到着しました。
  その村はあまり大きくなく、人口が200人程度の村です。

Iさん:でけぇ村だな

GM:へ?

Iさん:だって家1軒4人と考えたら50件だろ?

GM:え…村って普通1軒6人とか8人とかの大家族だろ

Iさん:マジか

Nさん:ファンタジー世界で村って言ったら大家族じゃね?

俺:うむ、そんな感じがしてる

Iさん:そうか…

GM:4人が村に入ると、村人が訝しげな視線を投げかけてきます。

Iさん:スカウト「さっさと村長の所行こうぜー」

俺:シャーマン「村長の家どこだよ」

Nさん:ウォリアー「村人に聞きゃ分かるだろー。すいませーん」

Iさん:ココハ◇◇村デス

俺:っちょwwwwww村人AwwwwwNPCェwwwwwwww

Nさん:おまwwwwwwやめwwwwwwwwwww

GM:おいIwwwwwwwwwwww
  ……村人はウォリアーを怪しんでいるようでしたが、村長の家を指さしました。
  その方向には確かに、他の家よりも大きな建物があります。
  4人は村長の家へと向かいました。

Nさん:ウォリアー「よっしゃー、すいませーん」

GM:家の中からは女の人が出てきました。
  村で見慣れない4人組にちょっと警戒している様子です。

Nさん:ウォリアー「○○村の村長さんから村長さんにお届けもの持ってきた!」

GM:すると女の人は警戒を解いたようで
  女の人「村長なら、現在ちょっと見回りに出てまして…後1時間ほどで帰ってきます」

俺:これは…フラグ……?
  シャーマン「何かあったんですか?」

GM:女の人「えぇ、ちょっと……」

Iさん:スカウト「……うーん一時間か…どうする?」

Nさん:ウォリアー「そりゃ…酒場で飯と酒だあああああ!!!」

俺:シャーマン「私未成年なんで牛乳でお願いします!牛乳で!!」

GM:そして4人は腹ごしらえのために酒場へと向かいました。

Nさん:ウォリアー「さーけ!さーけ!にーく!にーく!」

GM:プリースト「マスター、最近この村で何かあったんですか?」
  マスター「あぁ…猟師が狩りをしている森にゴブリンが出現するようになってね…
       昔から稀に遭遇してたんだが、最近その頻度が増えてきたんだよ」

Iさん:スカウト「はーん、ゴブリンが集団で襲ってくるかもしれないってのを警戒してるわけか」

俺:シャーマン「森の中にゴブリンの集落でも出来たのかなぁ…」

GM:そして4人が腹ごしらえを終えると丁度いい時間だったので、再び村長の家へ。
  今度はすぐに村長が出てきました。
  村長「いやぁ、わざわざ遠い所からありがとうございます…これは報酬の200金です」

Nさん:ウォリアー「よっしゃー、これで一人50金ずつ…!」

俺:シャーマン「赤貧PT脱却…!!」(←全員キャラメイク時点で1桁しかお金持ってなかった

Iさん:スカウト「俺もう働きたくないでござるーござるー」

GM:ほーい、じゃあプレイヤーさんダイス振ってー。
  今の依頼成功における取得経験値決めるよー。

=============

こんな感じで、色々と会話しながら進めていきます。
…この後本当はまだ色々あるのですが、長いので割愛。
イメージ的に、ルールとかがちゃんと決まってて(決める人が居て)、戦闘はちゃんとダメージ計算をやりながらシナリオに沿って進める絵茶絡みという感じであります。
上記の私が行ったセッション序盤ではほとんどダイスを振ってませんが、この先で「今から起きる出来事に気付けるか」とか「気付かれずに高見櫓まで近付けるか」とかの成功・失敗の判定にダイスを使用したりしております。


さてはて…他に何らかの質問がありますれば手ブロの記事やらこのブログ記事にコメントを残して頂ければ答えまするぞ!
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